世の中の接着剤になりたい20代パパの独学

難関資格試験に独学合格するための工夫点とかをお伝えしていきます

2級 電気工事施工管理技術検定 学科試験 合格記

2017年度2級 電気工事施工管理技術検定に学科合格しました。わたしの勉強法を紹介したいと思います。

試験勉強開始前のスキル(電気分野)

  • 電験3種試験合格
  • エネルギー管理士(電気分野)試験合格

2級 電気工事施工管理技術検定 実地試験の受験資格はなかったので、学科のみの挑戦でした(実務経験年数不足)。標準的な受験生に比べ、すでに電気知識自体は有した状態であったのは間違いありません。

試験の難易度(電験3種があれば直前対策のみで可)

2級 電気工事施工管理技術検定は、電験3種の知識があれば既に合格レベルに達していることになります。ただし、電軌や回路記号など施工関連は電験3種やエネルギー管理士の標準勉強範囲外なので、当該問題を回答するには新たな学習が必要になります。いずれにしても、過去問題と解答は公式Webサイトで公開されているので、傾向は調べておきましょう。

使用した参考書

1冊で試験範囲の要点と問題がまとまっている参考書を探し、一番良さげだったものを購入しました(ネットの評価は見ずに判断)。結果的に、オーム社かつ不動さんの本でした(エネルギー管理士対策で購入した参考書と結果的に同じ著者になりました)。

勉強方法

正直なところ、電験3種の後ということもあってモチベーションが上がりませんでした。2週間前ぐらいからは通勤中に参考書をパラパラ読む程度、前日に3時間程度、試験当日会場まで行く電車内で必死に2時間程度の学習となりました。合計としては10時間程度の学習時間でしょうか。

通勤中にパラパラ見ていたときに、「この範囲は知ってるな、この範囲は初見だな」という感じで見ていたので、前日・当日は「この範囲は初見だけど覚えるだけの知識問題」を中心に対策しました。回路記号は必須問題として毎年1問必ず出題されますが、それを取るためには膨大な学習時間が必要でコスパが悪いので捨てました。一方、電軌の暗記問題(知識)などは短期記憶で知っていれば解けると判断し、直前まで詰め込みました(合格さえすればOKというスタンスでしたので)。

学べたこととや次のステップ

いくら電験やエネルギー管理士試験に合格していたとしても、新たな知見は手に入りました。電軌とかの知識の目次が増えましたし、業務上のコミュニケーションネタにもなりました。言わずもがなですが、受けないよりかは受けた方が良いでしょう。

ただし、実務経験が証明できないと実地試験や資格取得まで進むことはできませんそのあたりは面倒かつモチベーションが上がらないですね。確かに現場管理は安全を守る役割もあるので、資格取得のために実務経験の証明が必要なのは仕方がない部分もあるのかもしれませんが、所属会社の見解次第で実務経験有無が判断されるところがあるので、いつも曖昧だなあと思います。その点、電験は実務経験無しで免状取得できるため合理的といつも思います。