世の中の接着剤になりたい20代パパの独学

難関資格試験に独学合格するための工夫点とかをお伝えしていきます

なぜ資格取得を続けているのかを考えてみる

学生時代からなんとなく欲しかった資格が取れてきましたが、そもそも資格取得を目指している理由がモヤモヤしている今日この頃です。このタイミングで資格取得について頭の整理をしてみたいと思います。

目的と手段の違い

 一般的には、目的(=目指すこと)と手段(=目的を達成するための進め方/各作業)は別もので、目的と手段は立場によって入れ替わるそうです。

globis.jp

身近な例のほうが分かりやすいので、プロ野球で考えてみたいと思います。監督は「チームを優勝させたい(=目的)」ので、「最良なスタメンや選手交代(=手段)」をしながら試合を進めます。試合外で「選手の育成や補強(=手段)」も考えているでしょう。

一方で、選手は「試合に出場して結果を出したい(=目的)」ので、「出場機会で最高の成果を出すための練習(=手段)」を常におこなっています。一流選手だとチーム優勝したいと思うかもしれませんですが、それは周囲から認められた強いチームで活躍したいからです。チーム優勝のため、ライバル選手に出場機会を自ら明け渡すことはないです。日本でレギュラーの選手が、わざわざベンチでもいいからメジャーに行きたいとは普通思わないはずです。つまり、選手にとってチーム優勝はおまけで、選手個人の目的にはなりません。

資格取得が目的となるのは?

目的と手段の違いを意識しながら、本題のなぜ資格取得を続けているのかを考えてみます。一般的な資格取得したい理由を整理すると、大きく以下5つに分類できると思います。

  1. 法律上必要なため
  2. キャリアアップのため
  3. 進学・就職・転職のため
  4. 資格手当を得るため
  5. 単なる趣味・娯楽

車の運転がしたいなら「1.法律上必要なため」に運転免許を取得します。おこづかい稼ぎの一つなら「4.資格手当を得るため」に対象資格を取得します。ただテストに合格して認められたいのなら「5.単なる趣味・娯楽」として受験します。つまり、上位の目的を達成するため、手段として資格取得があります。資格取得が目的となるのは受験生の期間だけと考えてよいでしょう。

著者にとっての資格取得とは?

著者は「他人(ヒト)にできないことをやり抜く」ことがキャリアの大方針です。その実現には、「必要な技術や知見を得る」必要があります。「資格取得」は必要な知見や技術を得る手段の1つということです。 

最近のモヤモヤは、XX資格が欲しいという「5.単なる趣味・娯楽」の考えに陥りかけていたのが原因かもしれません。今後どのような技術や知見を得たら、目指すキャリアが実現できるのかを考えていきたいと思います。